一般社団法人 岡山経済同友会 okayama association of corporate executive

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2019/05/24

2月定例幹事会兼文化・スポーツ委員会特別例会

2月定例幹事会兼文化・スポーツ委員会特別例会が2019年(平成31年)2月6日、岡山市中区の岡山プラザホテル4階「鶴鳴の間」で、松田正己、宮長雅人両代表幹事、江尻博子文化・スポーツ委員長をはじめ会員ら130人が出席して開かれた。最近の会活動・今後の予定などの報告に続いて、青柳正規前文化庁長官(山梨県立美術館館長)が「2020年オリンピック・パラリンピック 文化プログラムについて─岡山に期待するもの─」と題して講演した。

松田代表幹事は「国内景気は73カ月間続いたいざなみ景気超えが伝えられるが、厚生労働省の統計不正問題や米中摩擦などで不透明感も増している」と指摘。一方、「来年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、スポーツだけでなく、文化プログラムに関する国の施策も進んでおり、今日は青柳先生から“地方の文化発掘”についてご教示いただく」と述べた。

青柳氏は講演で、スポーツと文化・教育との融合をうたったオリンピック憲章に触れ、「スポーツに関心の薄い人や地方住民にも良い思い出を提供できる」と意義を強調。東京大会では20万件の文化プログラムを見込んでいるとして、「岡山県も桃太郎や北前船などで参加して文化の棚卸しを図るとともに、レガシー(遺産)として生かしてほしい」と呼びかけた。