一般社団法人 岡山経済同友会 okayama association of corporate executive

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2019/08/30

SDGs研究・推進会議第3回研究会

SDGs研究・推進会議は6月27日(木)、第3回研究会を岡山国際ホテル(岡山市中区)で会員ら約50人が参加して開いた。岡山大学地域総合研究センター研究員のサウミャ・キニ氏、2018年度ジャパンSDGsアワード特別賞を受賞した山陽女子中学・高校地歴部のメンバー、農業生産法人果樂株式会社の土井栄太郎社長がそれぞれ事例・研究報告した。

サウミャ・キニさんは、出身の米国ポートランド出身と対比しながら岡山のまちづくりについて「緑をもっと増やしグリーン・ウェイをつくるべきだ」などと提言し、エリアマネジメントへの経済界のかかわりの大切さを強調した。2008年から海ごみの回収、減量の啓発に取り組む山陽女子中学・高校地歴部のメンバーは「島嶼部の漂着ごみは島の過疎化と高齢化で手つかずの状態」と指摘し、有害物質を廃棄する人の協力を訴えた。桃の長期保存技術を生かして輸出を目指す土居社長は、「持続可能な食と健康を届けるのが農業」と話し、果物ロスの削減に意欲を見せた。