• 2017-03-06

1月定例幹事会兼文化・スポーツ委員会特別例会が1月23日(月)、岡山市北区のホテルで開かれた。松田久、松田正己両代表幹事や江尻博子文化・スポーツ委員長をはじめ会員約160人が出席。新入会員の承認や交代会員の紹介などに続き、民俗学者の神崎宣武氏が「今年も事なく恙なく-『節分』と『節供』再考」と題して講演した。
冒頭あいさつで、松田久代表幹事はトランプ米大統領の就任演説に触れ、「非常にストレートに『アメリカ・ファースト』という物言いをされた。かなり大きな影響を受けるのは間違いないだろう」と警戒感を示した。また、大規模災害時の緊急医療支援活動で協定を結ぶAMDAグループの菅波茂代表と1月中旬にスイス・ジュネーブの国連関係機関を訪ねたことを報告。とりわけ、国際防災協力の枠組み構築や調整に当たる国連国際防災戦略事務局(UNISDR)について「これから少し深くつきあってみようと思っている。刻々とその状況はお知らせしたい」と述べた。
講演の中で神崎氏は、元来、春夏秋冬の年4回あった「節分」、各節分の前の18日間に当たる「土用」、季節の節目の行事日である「節供」について、それぞれにまつわる風習を説明した。特に、1月7日の人日、3月3日の上巳、5月5日の端午、7月7日の七夕、9月9日の重陽の「五節供」に関し、暑さで食べ物を保存しにくい七夕を除き、「季節の変わり目を乗り越えるため、一斉に休んでコミュニティ活動をし、ご馳走を食べた」と述べ、人日は七草粥、上巳は草餅、端午は柏餅、重陽は団子などと解説した。最後に、「暦は中国が起源だが、日本の習慣に合わせて日本流に変化している。こうした習わしを理解し、後世に伝えてもらいたい」と呼び掛けた。

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