• 2017-04-26

岡山経済同友会などが県内の学生の海外留学を支援する「おかやま若者グローバルチャレンジ応援事業」の第1期生による報告会が2月15日開かれた。
報告したのは、いずれも岡山大学の高橋市佳さん(法学部3年、米ダラスバプティスト大留学)、松本慶一さん(同、英シェフィールド大留学)、小原晃さん(工学部3年、米イリノイ大留学)、大上文子さん(法学部4年、カナダ・州立アルバータ大留学)。一昨年秋から順次、最長1年にわたり希望先へ留学した4人は、「授業で岡山をPRしたほか、日米の公共交通を比較した英語の論文をまとめた。公共交通のバリアフリー化、自動化は急務だと思う」(高橋さん)、「中心市街地の活性化に成功したシェフィールドを研究した。岡山でもSNSなどを活用して密接なネットワークをつくり、地域のプレーヤー全員を結び付けられればよいのではないか」(松本さん)、「米の学生の勉強量の多さに驚いた一方、イリノイ住民の海外への関心が薄かったのが印象的だった。インターン先のインドネシアでは国の勢いを感じた」(小原さん)、「防寒機能重視のカナダ人は、ファッションに対する考え方が日本人とは違っていた。デニム商品の紹介などを通じ、岡山も知ってもらうよう努めた」(大上さん)とそれぞれ成果を話した。
報告会には協賛企業や就実大の学生ら約50人が出席。岡山経済同友会の松田久代表幹事は閉会あいさつで「4人とも良い留学を経験したようだ。イリノイ大で学んだ小原さんはトランプ大統領誕生の理由を実感できたのではないか。これから社会人となり、大きく変化していく皆さんの後押しができてうれしい。今回の経験を生かしどんどん成長してほしい」とエールを送った。
この事業は、地元学生に海外留学と県内企業でのインターンシップの機会を提供するとともに、地域の活性化に貢献し、地域に定着する意欲のあるグローバル人材を育成するため平成27年度から始まった。初年度は15社・法人から330万円、2年目は23社・法人から460万円の協賛金が寄せられ、2期生7人が昨年夏から6~9カ月間、米国、イギリス、セルビア、ASEANなどで学んでいる。

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