• 2017-12-27

明日の人材委員会は11月30日(木)、講師に千葉大学工学部初のベンチャー企業・BBSTONEデザイン心理学研究所(千葉市)の日比野好恵代表を迎え、特別講座を開いた。

日比野氏はまず、2017年のノーベル経済学賞を受賞したシカゴ大のリチャード・セイラー教授をはじめ、心理学をビジネスに取り入れる流れが加速している現状を紹介した。その上で、人の行動を無理やり変えさせるのではなく、さりげなく誘導する「Nudge(ナッジ)」という考え方を重視した「デザイン心理学」を使い、直感的な部分である「内臓感覚」に訴えるデザインを調査、提案し、コミュニケーションや事業の方向性を含めたコンサルティングを行っている事業内容を説明。さらに、大手企業からの依頼で携わったエアコンのリモコンや商品パッケージ、銀行の空間デザインといったこれまでの実績を交えながら、「人の意思決定は何となくがすべて。消費者自身が何を求めているのか分かっていない。それをアイトラッキングや購買意欲の調査を通じて検証していく」とし、「従来のマーケティングは過去と現在の消費者の考えや行動が分かるものだが、デザイン心理学を活用すれば、未来を予測でき、マーケティングが変わり、世界が変わる」とアピールした。

講演後には伊藤博則副委員長をモデレーターに、出席した同友会会員や会員企業の人事、総務担当者ら約50人を交えて意見交換が行われた。

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