一般社団法人 岡山経済同友会 okayama association of corporate executive

2014年度

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2014/06/14

岡山大学と初の連携・協力協定を締結

一般社団法人岡山経済同友会は岡山大学と4月24日(木)、それぞれが持つ知的財産、人的ネットワークをより強固なものにし、世界をリードする学術研究を進めるとともに地域経済の活性化を図るため初の「連携・協力協定」を締結。泉史博、萩原邦章両代表幹事と森田潔学長が協定書に署名した。
岡山大学は2013(平成25)年4月、岡山大学病院が厚生労働省の「臨床研究中核病院整備事業」に採択された。続いて8月には、文部科学省が大学の研究力向上を図るため創設した「研究大学強化促進事業」の支援対象機関に採択され、大学全体の研究環境整備に取り組んでいる。さらに、同年10月には同大のアドバンスドナノカーボン複合構造材料研究開発センターが文部科学省の「革新的イノベーション創出プログラム(COI STREAM)に採択されるなど研究力強化の3本の柱がそろった。今回の連携・協力協定はこうした大学側の動きを受けてのことで両者は今後、共同研究の推進、研究者の相互交流、人材育成の推進及び相互支援を進め、大学側の研究振興を図り、企業側は新商品開発の芽を育て地域経済の活性化につなげる。同友会はさっこく岡山大学からの情報を受け取るメーリングリストへの登録を会員に呼びかけた。5月末までに62社93人が登録した。岡大との連携協定

2014/06/14

4月定例幹事会

 4月定例幹事会兼金融・地方財政委員会特別例会が424日(木)、岡山市北区のホテルで開かれ、泉史博、萩原邦章両代表幹事、中川隆進委員長ら約150人が出席、新入会員の承認、交代会員の紹介、2月定例幹事会以降の会活動の状況や今後の予定などを報告した後、講師に屋敷利紀日本銀行岡山支店長を迎え「最近の金融経済情勢について」の演題で講演を聴いた。屋敷支店長は「岡山県経済の先行きは一時的には消費税率の引き上げで落ち込むとは思うが、その先は生産・所得の好循環が続き、底堅く推移し、いずれ回復に向かうと思われる」としながらも「当面は、県内の消費動向やその裏付けとなる雇用・所得環境をはじめとする金融経済情勢を、これまで以上に丹念にフォローしたい」などと強調した。4月定例幹事会

 

2014/04/23

平成25年度第2回通常総会

26年度事業計画・予算案など承認 / 森勉元陸上幕僚長が「わが国の防衛」と題し特別講演

平成25年度第2回通常総会が3月26日午前8時半から、岡山市内のホテルで開かれ、新入会員承認、平成25年度補正収支予算案、また①地域経済の持続的成長の推進②地域内外交流・連携事業の促進③人材の育成と岡山経済同友会の組織体制強化-を基本方針とする平成26年度事業計画案を原案通り承認した。また、2016年に岡山で開催される全国経済同友会セミナーと、2017年に当会が創設70周年を迎える記念事業のため資金準備を進めること、さらに同準備金を計上した平成26年度収支予算案について審議、いずれも原案通り可決した。引き続き、森勉三菱電機顧問(元陸上幕僚長)が「わが国の防衛」と題して特別講演、東アジアの戦略環境、尖閣諸島問題などについて話した。

3月総会

2014/04/23

2月定例幹事会

次期代表幹事に松田久氏を内定 / 白川前日銀総裁の講演「経済を考える」

2月定例幹事会兼金融・地方財政委員会特別例会が2月14日(金)、岡山市内のホテルで開かれ、次期代表幹事に両備ホールディングス㈱代表取締役社長で当会の情報化・観光委員長を務める松田久氏を内定した。松田氏は「見る目、聞く耳を養い、多くの提言を出し実行したい」と抱負を語った。また、日本銀行の前総裁で現在、青山学院大学国際政治経済学部特任教授の白川方明氏の講演「経済を考える」もあり、白川氏はこの中で4点を強調。「第1点は、景気は必ず循環する。現在、日本の景気は財政刺激や世界経済の持ち直しやそれを反映した円安によって循環的に拡大局面にある。第2点は景気のサイクルを超えて潜在成長力の低下をどう防いでいくか。第3点は悲観主義には陥ってはならない。今でも日本の労働生産性のベースは決して低いわけではない。第4点は、日本は世界の課題先進国といえる。どこにも正解があるわけではなく、正解は自分自身で考えていかなければならない」と述べた。

2月定例幹事会

2014/04/23

アジア留学生スカラシップ報告会

アジア留学生が体験や抱負を熱く報告

岡山経済同友会と県産業振興財団、岡山大学など県内4大学が平成24年度から連携して取り組んでいる「アジア留学生支援事業」の2大柱の一つ、年間36万円の奨学金を付与(スカラシップ事業)された留学生たちがこの1年間の活動、将来の希望などを話す報告会が2月13日(水)、岡山市内のホテルで開かれた。

ASEANを中心に多くの留学生が来岡しており将来、母国との橋渡し役を担ってもらいたいとインターンシップ、晴れの国スカラシップの2つの支援事業を進めており、今年で2年目。この日の報告会には冠企業10社から奨学金を受けた10人、同友会と財団合わせた10人の計20人のうち、半分の留学生が出席。企業関係者なども30人が出席した。留学生たちは「奨学金のおかげで勉学、研究に専念できた。将来は良い薬を開発する研究者になり、岡山の企業のグローバル化に貢献したい」と岡山大学大学院医歯薬学総合研究科博士課程1年萑艶梅さん=中国=が語ったほか岡山理大、岡山商大、吉備国際大の留学生も「インターンシップも日本の企業風土を知る貴重な体験になった」「もっと岡山の企業に興味を持つように後輩たちに伝える」などと報告した。

スカラシップ

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