一般社団法人 岡山経済同友会 okayama association of corporate executive

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代表幹事あいさつ

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ごあいさつ
 岡山経済同友会は、2017年に提言書「30年後の同胞へのメッセージ」を取りまとめ、その中で未来の岡山のあるべき姿を模索しつつ、ポスト資本主義のベクトルとして経済活動に公益性が求められることを提言しました。
こうした考え方が国連の提唱するSDGs(持続可能な開発目標)の理念と親和的であったことから、「サステナブル(持続可能)」をキーワードとして、SDGsを理解し当会の活動にどのように取込むかを考え続けてきました。
そしてこの2年間で得られた知見等を、本年3月に提言書「地域全体で取り組むSDGs先進県へ」として取りまとめたことで、今後我々が取り組むべき活動について目指すべき方向を示しました。
 一方、足下では新型コロナウイルスの影響により、世界経済はリ-マンショック以上の落ち込みになるといわれており、岡山経済への今後の影響についても大変危惧しています。
 今後、社会全体が一致団結してコロナ危機を乗り越えていかなければなりませんが、その過程においてこれまで通常時には見えにくかった社会や経済の脆弱性や課題に直面することで、今まで以上に「持続可能性」について意識するようになるのではないでしょうか。
 岡山においても、経済停滞からの回復を最優先課題として、人口減への対策、DX・ダイバ-シティへの対応等さまざまな社会課題や瀬戸内の海ゴミなどの環境課題などが山積しています。それらを解決し、魅力ある岡山にするためには既成概念を払拭した、私たち自身の積極果敢で持続可能な取組みが欠かせません。
 岡山経済同友会は、「行動する提言団体」としての色合いを一層強め、地方創生を担う一翼として、また会員の企業価値向上に繋がるサポート役として、SDGsの実践に取組んでまいります。「産・官・学・金・言・民」が連携し「協働」することで、提言した内容が1つでも多く実現し、それが「岡山モデル」と呼ばれるものになることを目指し、会員の皆様と一緒に前向きに取組んでいきたいと思います。
 引続きご支援賜りますようお願い申し上げます。

一般社団法人岡山経済同友会
代表幹事 宮長 雅人