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• 2011-06-10

6月定例幹事会兼企業経営・環境委員会特別例会が6月3日(金)、岡山市内のホテルで開かれ、会員ら約120人が出席。交代会員の紹介、会活動の報告など行った後、東京工業大学大学院の柏木孝夫教授から「次世代エネルギーとスマートコミュニティ構想」と題する講演を聴いた。

柏木教授は東日本大震災に伴う東京電力福島第1原発事故を受け「それでは目指すべき先進エネルギーシステムとは何か」と問いかけ、エネルギーの安定供給と低炭素化を前提とすれば「答えは原子力か再生可能エネルギーかという二者択一にはない。日本のような高度産業国では原子力や火力発電所といった集中電源をベースに、太陽電池や風力などの再生可能エネルギー利用の拡大をより強力に促す必要がある。つまり二つは両立すべきだ」と語り、また「再生可能エネルギーは温室効果ガスの排出は少ないものの天候に左右される不安定な電源である。そこで情報通信技術で家中の家電を制御、余剰電力を電気自動車にためる、あるいは売るといった具合に地域のエネルギーを地域で賄うことが欠かせない。これがスマートコミュニティだ。このビジネスモデルでは異業種のだれと手を組むかが問題で今後、経営者の手腕が問われる」などと強調した。

6月定例幹事会写真