• 2016-09-20

「IT技術の革新に対応を」
     安延一橋大学大学院客員教授が講演
      
6月定例幹事会兼ICT委員会特別例会が6月16日(木)、岡山市北区のホテルで開かれ、会員ら約140人が出席。新入会員の承認、交代会員の紹介、また、東京などのプロフェッショナル人材を岡山県内の中堅・中小企業に紹介するマッチング事業について県産業振興財団の青井賢平戦略マネージャーの説明の後、ICT委員会特別例会として安延申SGシステム前社長で一橋大学大学院商学研究科客員教授の講演「ITの破壊 ITの創造」を聞いた。
安延客員教授は「コンピューターの計算能力は過去10年で100倍、過去20年では1万倍に向上している」とし、また、ネットワーク通信能力は15年で2万倍速くなっているとし、これら変化を輸送に例え「10トン積みのトラックが片道1000車線の道路を、時速1000キロで走ることができるようになったにもかかわらず、料金は10分の1になった」という大変化だ、とし「自動車や航空機産業に比べ進歩が著しく速いのがIT産業の特徴で、新しい産業が生まれるたびに業界の主役が交代する」と強調した。かつて、デジタルカメラの登場でフィルムカメラ市場が急速に縮小した際、他分野に進出して売り上げを伸ばした富士フイルムに対して、それができなかった米国コダックは経営破たんに追い込まれた例を挙げ「大きな技術革新が起きたとき、トップがどうふるまうかで会社の生死が決まる」と指摘した。最近、人工知能(AI)やネット上に蓄積される膨大なデータ「ビッグデータ」について「コンピューターやインターネット登場に匹敵する変化が起きると実感している。ビジネスに大きな影響を与えると思う。これら技術をうまく利用すべきだ」と締めくくった。
201606定例幹事会

Comments are closed.

-->