一般社団法人 岡山経済同友会 okayama association of corporate executive

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2013/10/16

岡山大学産業経営研究会への平成25年度助成3件を決定

岡山経済同友会は平成25年度岡山大学産業経営研究会研究助成説明選考会を8月5日(月)、岡山市北区厚生町の岡山商工会議所4階会議室で開き、申請のあった岡山大学大学院社会文化科学研究科(経済)の津守貴之准教授ら3件への助成を決めた。

この事業は、経済学部を持たなかった岡山大学の育成の一環として、学内研究活動を助成し、その成果を地域経済の振興に役立てようと昭和38年から続けているもの。この日の選考会には泉史博、萩原邦章両代表幹事、大月隆行政策委員長ら12人、岡山大学産業経営研究会(北真収会長)からは同大学院社会文化科学研究科などから4人が出席した。

 本年度の研究テーマは3題。まず、津守准教授が研究テーマ「岡山県農業の輸出産業化の可能性と課題-果物農業を中心にして」について説明した。釣雅雄准教授は「マクロ経済政策の地域経済への影響・金融緩和と地域銀行」に取り組む。阿部宏史岡山大学大学院環境生命科学研究科教授、氏原岳人助教は「南海トラフ巨大地震による津波避難を想定した岡山市沿岸部住民の交通行動分析」の研究を行う。

 3件とも今後の研究成果が期待されることからこの席ですべて研究助成(助成額は合計108万円)が決定された。研究結果は例年通り来年5月の通常総会までに報告書にまとめられ、同友会会員らに配布されることになる。

josei