一般社団法人 岡山経済同友会 okayama association of corporate executive

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2013/10/21

第25回香川・岡山経済同友会幹部交流懇談会

kagawakouryu 第25回香川・岡山経済同友会幹部交流懇談会が9月4日(水)、岡山市北区のホテルで開かれ岡山23人、香川11人の計34人が出席、それぞれの重点事業を報告、意見交換した。

開会あいさつで岡山の泉史博代表幹事は「年1回、香川との交流を心待ちにしている。最近の活動を報告し合い、委員会活動の活性化に役立てていきたい」と、香川の川村延廣代表幹事も「瀬戸内の島々を舞台にした瀬戸内国際芸術祭は海外にも広く知られ春、夏とも好調だった。10月から秋の大会も始まる。瀬戸内海がますます元気になればよい」と語った。

岡山の田中信行地域交流委員長の司会で進めた。香川の前田宋一氏がジオパーク讃岐の認定取得に向けた動きを説明。ジオパークは地層や岩石、火山、断層などの自然遺産を主な見どころとするもので飯野山(讃岐富士)のような円錐形の小山、屋島のような台地は他の地域にないユニークな風景で日本ジオパークの認定を受けるにふさわしい、として県に対し早期実現に向け推進組織の立ち上げ、県民の意識向上に取り組むよう要望していると述べた。また、県と香川大、松谷化学工業(兵庫県)などが連携して開発・量産化した「希少糖」について会員企業の近藤浩二レアスイーツ社長が開発経緯などを説明した。

岡山側は梶谷俊介地域振興委員長が医療都市おかやまの構築に向け今年5月にまとめた提言「医療で目指す『一番住みたい県 岡山』~IHN創設で、住んで安心、地域も元気」を説明、患者が最適な治療を受けることができるだけでなく、病院経営の効率化、周辺産業への波及効果の拡大も望めると述べた。また、原憲一教育問題委員長は岡山大学、岡山市と連携して本年度創設した岩手、宮城、福島の被災高校生の進学を支援する「学・食・住」総合学習支援制度を紹介、5年間で15人を支援したいと話した。