一般社団法人 岡山経済同友会 okayama association of corporate executive

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2013/10/21

東南アジア2カ国視察

  9月16日(月)から23日(月)まで8日間、今後の経済発展が期待されるミャンマーと、既に経済成長著しいインドネシアを視察(団長・泉史博代表幹事、26人)した。ミャンマーでは、滞在したホテルで三菱商事㈱ヤンゴン駐在事務所の朝来野敏副所長、ジェトロヤンゴン事務所の山口哲海外投資アドバイザーからビジネス・投資環境についてレクチャーを受け、2015年の大統領選挙の行方を注視しておかなければならないとのアドバイスを受けた。また、長年、岡山大学の医療支援を受けている新ヤンゴン総合病院を訪れミャ・トン院長らの歓迎を受け、同病院の現状等について説明を受けた。離陸前、ミンガラドンの日本人墓地を訪れ第2次世界大戦で命を落とした19万人の英霊(岡山県人は5000人)に献花した。

 インドネシアではジャカルタ東部のカラワン工業団地を訪れ、創業まもない丸五ゴム工業の工場、ブルーシートやコンクリート補強材などを製造する萩原工業の現地子会社ハギハラ・ウエストジャワ・インダストリー社、大日本印刷インドネシア社を訪れ丁寧な説明を受けた。さらに同工業団地事務所で東京三菱UFJ銀行ジャカルタ支店の二人の副支店長からインドネシアの課題と魅力、経済の行方についてレクチャーを受けた。豊富な資源、労働力で強い内需を支えに安定的な経済成長が見込まれる一方、賃金の急激な上昇、交通渋滞といった“影”もあることが分かった。

萩原工業のインドネシア子会社を視察した同友会メンバー

萩原工業のインドネシア子会社を視察した同友会メンバー