一般社団法人 岡山経済同友会 okayama association of corporate executive

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2013/12/06

第4回三山交流会

富山で和歌山、岡山3同友会47人が交流深める

県名の下に山がつく富山、和歌山、岡山経済同友会による第4回「三山交流会」が10月22日(火)、23日(水)の両日、富山市で開かれ、富山から中尾哲雄特別顧問ら21人、和歌山から樫畑直尚代表幹事ら12人、岡山からは泉史博、萩原邦章代表幹事ら14人が参加した。3同友会はJR富山駅に集合。バスで富山を代表する医薬品メーカー㈱廣貫堂に移動し会議を開いた。富山の副代表幹事でもある塩井保彦同社会長が同県の製薬業の概略を説明した後、「歴史をさかのぼると、富山藩2代目藩主前田正甫公のとき、備前池田藩の藩医・万代常閑から伝授された薬・反魂丹をもとに、富山の売薬業は発展していった」と岡山との因縁の深さを語った。その万代常閑をさらに知るため徒歩で妙国寺に移動。吉岡寛雄住職から「常閑翁は命を懸けて来富、3年間滞在し反魂丹の調剤を伝授していただいた。故郷の備前で亡くなられたので、翁の恩徳を慕い、岡山の万代家から分骨を願い、当寺の境内に墓碑を建立して手厚く葬った。現在も6月5日に当寺でご報恩祭を営んでいる」との話を聴き、背丈以上ある立派な石碑に手を合わせた。続いて一行はバスで廣貫堂滑川工場を見学した後、同市内で懇親会を開き、和やかなひと時を過ごした。

23日は高岡市の国宝瑞龍寺、南砺市の世界文化遺産・菅沼合掌造り集落、国指定重要文化財・岩瀬家を見学した。

富山県高岡市の国宝瑞龍寺を見学した一行

富山県高岡市の国宝瑞龍寺を見学した一行