2016/04/27
水素シンポジウム「みんなで創ろう 水素の都 倉敷」
初の水素シンポジウム開く
「みんなで創ろう 水素の都 倉敷」をテーマにしたシンポジウム(岡山経済同友会主催、倉敷商工会議所後援)が11月27日(金)、岡山市内のホテルで開かれ会員、行政関係者ら約100人が参加。基調講演で、中国四国地区で最も水素利用が進んでいる周南市水素活用協議会会長の稲葉和也山口大学大学院教授が「周南市における水素社会実現への取り組み」と題し、また、燃料電池車「MIRAI」の開発に加わった野正斉トヨタ自動車㈱製品企画本部主幹が「燃料電池自動車MIRAIの開発と今後の普及に向けて」と題してそれぞれ講演した。この後、伊東香織倉敷市長、晝田眞三企業経営・環境委員長らが加わり、吉田淳一同委員の司会のもとパネルディスカッションを行い「倉敷に水素電車を走らせよう」などと話し合った。
このシンポジウムは今年5月、岡山経済同友会が発表した提言「花の都 東京、水の都 大阪、水素の都 倉敷~倉敷は未来のショーケース~」を具体化させるために開いたもの。萩原邦章代表幹事は冒頭あいさつで「世界初の『水素で走る電車』が倉敷市を走ることになったら技術的にもすごいことだし産業観光の可能性も高まる。みなさんと一緒に夢を追いかけたい」と語った。