一般社団法人 岡山経済同友会 okayama association of corporate executive

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2016/06/25

おかやま若者グローバルチャレンジ事業

面接審査会~本年度7人が海外留学に飛び立つ

 岡山県下の大学生の海外留学を支援する平成28年度「おかやま若者グローバルチャレンジ応援事業」の面接審査会が5月19日午前9時から午後4時まで、岡山市北区のピュアリティまきびで開かれた。
岡山経済同友会の松田久代表幹事、中谷庄吾国際委員長、公益財団法人岡山県産業振興財団の三宅昇理事長ら6人が審査員となり、第一次の書類審査を経て残った12人の学生の面接を行った。三宅会長は開会あいさつで「この事業は昨年から始まり既に4人がイギリス、カナダなどへ留学した。本年度は企業からの浄財も多く、留学生の数が増えることを期待している」と述べた。学生たちは留学の目的、留学計画、インターンシップ先、岡山県の特色ある産業や技術を海外に発信するための方策などについて約10分間説明。審査員は留学の成果を地域社会や県内産業界の発展に還元できる人材かどうか、また、世界の人々との交流から多くを学ぼうとしているか、さらに、相手に好感を与える話し方・聴き方をしているか、留学先や帰国後周りの人に影響を与えるようなリーダーシップがあるかといった点を厳重にチェックしながら質問を重ねた。
この結果、昨年より3人多い7人が留学支援学生に内定。近く文科省に申請、6月下旬に正式決定、8月9日に壮行会を行い、学生たちは早ければ同月中旬から来年にかけ6~9カ月間、米国、イギリス、セルビア、ASEANなどに留学する。この事業は海外での学習と実践活動を通じてチャレンジ精神や行動力を備え持つ骨太の人材を育成しようと昨年度から始めた。本年度は23社・法人から460万円(昨年度は15社・法人から330万円)の協賛金が寄せられた。奨学金として学生一人当たり94万~164万円が付与される。
アジア留学生