2018/11/09
9月定例幹事会
9月定例幹事会兼金融・地方財政委員会特別例会
「世界経済の動き」を山口廣秀氏が講演
一般社団法人岡山経済同友会の9月定例幹事会兼金融・地方財政委員会特別例会は9月3日(月)、岡山市中区浜の岡山プラザホテル「延養の間」で、松田正己、宮長雅人両代表幹事はじめ会員ら約150人が出席して開かれ、新入会員や交代会員を紹介、最近の会活動状況や今後の予定の説明などに続いて、元日本銀行副総裁で日興リサーチセンター㈱理事長の山口廣秀氏が「世界経済はどこへ向かうか?」と題して講演した。
7月31日の理事会で承認された新入会員4人を紹介し、会員数が453人となったことが報告された。事務局側が「公立高校主幹教諭の企業研修」「西日本豪雨災害に対する義援金の贈呈」「英国領事館との共催で実施した英国経済・ビジネスセミナー」「第1回のSDGs研究・推進会議での講演会」などの模様について説明した。
その後、山口理事長が「世界経済はどこへ向かうのか?」と題して講演し、「世界の景気は全般的に回復基調を示し、全体としては成熟局面に入っているが、新興国の通貨危機、米国の国際金融市場の不安定化、中国の景気後退など、先行きを巡るリスクが考えられ楽観は許されない」と述べ、「日本としても円売り・株売り・国債売りがスパイラル的に生じる可能性を否定できない」との見通しを明らかにした。