2019/05/24
2018年度第2回通常総会
2018年度(平成30年度)第2回通常総会が2019年(同31年)3月18日、岡山市中区の岡山国際ホテル「丹頂の間」で開かれた。松田正己代表幹事は「本年度はサステナブルな地域づくり、明日の郷土を担う人づくり、強靭な組織づくりの3本柱で活動している。SDGsは“岡山モデル”を仕立てていきたいので、一層のご協力を賜りたい」とあいさつ。2018年度補正収支予算案および決算見込みの件、2019年度事業計画案、同収支予算案の件などについて審議し、いずれも原案通り可決した。
続いて遠藤信博日本電気㈱代表取締役会長(公益社団法人経済同友会「持続可能な開発目標」=SDGs=研究会委員長)が「企業は何に取り組めば持続的に成長できるのか」と題し講演した。遠藤氏は企業の役割を「価値を継続的に創出して貢献すること、人々が活かされる場を継続すること」とし、「継続性の原点は文化。100年先に向けて企業に良い文化を持たせることが重要だ」と指摘した。最後に「人間は有限だと意識して刹那を生きていくのが大切。その間にトップとして次の世代に任せることが持続的価値を創造する力になる」と話した。