2013/04/03
第2回通常総会―東日本被災地高校生の進学支援など決める
平成24年度第2回通常総会が3月26日(火)午前8時半から、岡山市北区のホテルで開かれ泉史博、萩原邦章両代表幹事ら会員約160人が出席。平成24年度補正収支予算案、25年度事業計画案、同収支予算案など4議案を審議、原案通り可決した。
新年度事業の主なものは、東日本大震災復興支援の一環として岡山大学や岡山市と連携し被災高校生の進学支援「学・職・住パッケージ事業」を創設する。学生たちは同友会のメンバー企業で働きながら同大夜間コースに通い、住宅は市営住宅を提供するというもの。また、岡山県下の大学生ボランティアの被災地派遣は3回目の今年も行う。グローバル化に対応、アジア留学生に奨学金などを交付する「アジア留学生ビジネスネットワーク構築支援事業」は2年目に入る。さらに平成28年(2016年)4月14、15日に1000人規模で開催する全国経済同友会セミナー岡山大会の準備に本格的に着手する。さらに、鉄鋼・公害の街から医療都市に再生した米国ピッツバーグへの昨秋視察を踏まえ、医療産業都市・岡山の実現へ向けた提言書の作成などを決めた。
議事終了後、医療機器賃貸業のODIC(岡山市)の久井勲執行取締役の特別講演「“精神文化”(論語等)で新需要創出」を聴いた。