一般社団法人 岡山経済同友会 okayama association of corporate executive

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2019/01/10

第18回教育フォーラム開催

「中・高校生が学び・育つスポーツ環境の在り方―運動部活動のこれから―」をテーマに、岡山経済同友会の第18回教育フォーラムが11月23日(金・祝)、岡山市北区柳町の山陽新聞社さん太ホールで開かれた。同友会会員や教育関係者、学生ら約120人が参加。平成30年3月にスポーツ庁が出した「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」を基に、岡山県教育庁の日比謙一郎教育次長が「運動部活動が抱える課題とガイドラインの意義」と題して基調講演。岡山県教委に出向する前、スポーツ庁の立ち上げに関わった日比氏は、スポーツ庁のガイドラインの骨格を解説しながら、休養日の設定や一日の活動時間の目安などに触れ、21世紀にふさわしいスポーツ環境の方向性を示した。
続いて岡山シーガルズ・コーチの神田千絵氏、赤磐市磐梨中学校・部活指導員の國平恭史氏、作陽高校校長の野村雅之氏、岡山大学教育学研究科講師の高岡敦史氏がそれぞれの立場から報告。部活動とトップアスリート育成の関係、根性論や気合重視の指導からの脱却、学校外部からの部活動指導者の位置づけ、生徒の意欲を高める方策などについて、学校現場の実情や課題を踏まえながら熱心に討議した。